このたび、第146回日本消化器内視鏡学会東北支部例会を、2011年2月4日(金)に仙台国際センターにおいて開催させていただくことになりました。
本例会では、シンポジウムとして「消化器内視鏡検査と治療における偶発症とインフォームドコンセント(IC)」を企画しました。日常内視鏡診療における偶発症については、多くの先生方が悩み対応に苦慮されているのではないかと思われます。基調講演を広島大学の日山享先生からいただき、様々な点から討議できればと考えています。ビデオシンポジウムとして「消化管ESDの現状と将来への展望」を企画しました。一般的な治療手技として全国的に普及したESDですが、各臓器における現状と問題点、さらには今後どのような展開が期待されるものか、論じていただければと思います。ワークショップとして「PEGの造設と管理」を企画しました。消化管機能温存目的としてPEGは新たな注目を集めていますが、過去の例会においては主題演題のテーマとして取り上げられることはほとんどありませんでした。その原点に立ち返り、造設と管理について討議できれば幸いです。
スポンサードセミナーとして、自治医科大学の山本博徳先生、University of ColoradoのNorio Fukami先生のご講演を予定しています。
また、前回に引き続き本例会においても、「第2回プレナリーセッション:めざせ消化器内視鏡専門医」を企画しました。
一般演題も含め、多くの会員の先生方からの演題のご応募ならびにご参加をお待ち申し上げております。よろしくお願い致します。
平成22年9月吉日
第146回日本消化器内視鏡学会東北支部例会 会長
山形県立中央病院内科 深瀬 和利